株主優待に興味はあるけど何に投資してよいか分からないという方のために今回は「やまや(9994)」の株主優待を紹介します。
私も実際に投資して株主優待を獲得していて、おすすめの株主優待ですので購入を迷っている方は参考にしてください。
「やまや」株主優待の内容
3,000円相当の優待商品券 自社店舗で利用可能
「やまや」の決算月は3月と9月です。年2回株主優待の権利を獲得できるので、年6,000円分の優待商品券を受け取ることができます。
この商品券は全国の「やまや」店舗で使えるので使い勝手はいいです。
家飲みが多い方におすすめ
店舗は本州を中心に全国的に展開しているので多くの地域で利用できます。
コロナ禍で家飲みをする機会が増えた家庭も多いのではないでしょうか。
6ヶ月で3,000円の優待、年間で6,000円分の優待を受けられ家計の足しになると考えればお得感がありますよね。
私は株主優待はおまけのつもりで投資しています。
妻もよろこんでくれるので、家庭円満にも効果ありです。
少しむずかしい言い方をすると、株主優待は確定利益であるということです。
株式投資で一番むずかしいのは売り時だと言われています。
もう少しあがるだろうと欲がでて、暴落してしまい売るタイミングをなくしてしまったということはよくある話です。
株主優待はある意味、利益を確定させた行為と考えられます。
仮に暴落してしまっても、受けとった株主優待の恩恵は享受できているということです。
売りどきを失ってしまったら利益はしばらく戻ってきません。
株価の上がり下がりだけを見て投資するのは、精神的にもつらく、常に価格を監視していいなければならないというプレッシャーもあります。
1人でもくもくと作業できるという人には可能かもしれませんが、家庭や仕事があり株価を常に気にすることができない人にとっては株主優待を投資の検討材料にするのは大いにありだと思います。
ここで注意ですが、
ですから業績も確認はしたほうがいいです。
証券会社の株の情報を見れば過去5年くらいはわかりますし、上場企業なのである程度今後の予測もだしています。
傾向だけでもつかんでおくといいでしょう。
株価
株価は2,215円です。100株で株主優待の権利がもらえるので必要資金は約23万円です
株主優待利回り2.71%、配当利回り2.26% 合計4.97%
株主優待も含めれば、かなりの高配当株といえます。
家族がいれば複数口所有もおすすめ
家族で複数口座持っていれば、それぞれの口座で株を購入して口座数分の株主優待を得ることができます。
夫婦2人いれば、最大2口座分購入でき年間12,000円分の優待がもらえます。
さらに子供2人いてジュニアNISA口座を開設していれば、合計4口座分購入できて年間24,000円分の優待が獲得できます。
口座数が増えれば必要資金も増えますが、予算に応じて複数口座の購入も検討してみてください。
複数口座でのおすすめ株主優待はこちらで紹介していますので参考にしてください。
業績
気になる業績ですが、2021年3月期 第2四半期決算短信によりますと
家飲み需要で酒販は伸びているが、外食産業が激減
酒販事業は家飲み需要の増加で営業利益は32億51百万円(前年比69.3%増)と大幅に増加。
(2020年4月1日から2020年9月30日までの期間)
外食事業の営業損失は41億55百万円(前年同期は営業利益4億2百万円)と大幅減。
店舗の閉鎖、早期退職募集で事業のスリム化をはかり、
居酒屋スタイルから食事スタイルへの業態の開発で利益改善をめざしています。
焼肉、大衆食堂、和食は好調のようです。
コロナ後の回復に期待
外食事業が苦戦を強いられていますが、今のコロナ禍も少しずつ回復に向かっていくことが予想されますのでそれに伴い利益も改善していくことでしょう。
一方で酒販事業や焼肉、大衆食堂、和食といった業態は好調ですので需要のあるところにスピード感を持って対応していけるかを注目していきましょう。
やまやドライブで非接触での買い物が可能なサービスを2020年12月より開始
スマホやPCで注文して、車への積み込みまでしてくれるサービスが2020年12月よりスタートしました。家飲み需要は好調ですので、こうした安心・安全への取り組みにより売上アップが見込めます。
まとめ
以上いかがでしたでしょうか。
興味のある方はぜひ検討してみてください。
ではまた。
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